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「ECCだと、学校の勉強とは関係がない」?
――本当にそうでしょうか。
文法か vs 会話か といった話は、よく塾の先生からもちだされます。
ですが、そこにはかなり誤解があるようです。
こういう発想をされること自体、その方が英会話をされないことの証だと感じます。
英会話は、文法を無視して成り立っているのではありません。
むしろ文法どおりの構文から、いわずもがなの重複部分を省いた形が交わされるのです。
英語は、語順を重視するものです。単語の並びでもって日本語の「てにをは」が決まるようなものです。よって、語順が乱れれば、使っている単語が正しくても正確に伝わるものではありません。そういう意味でも、文法をしっかり学ぶことが大切です。
事実、ECCの教材でまなぶ文法は、教科書で学ぶ文法の順番とあまり変わりません。
学校で学ぶより早かったり、前後が入れ替わっていたりする程度のことです。
文法は、言語を効率よく学ぶための方策です。
中学での基本的な文法はしっかり習得しておくことが大切です。
それも、ただ「よく理解している」というレベルでは不十分です。
「聞く・話す・読む・書く」という4つの技能にわたって、十分に使いこなせるようにしておくことが大切です。それこそ、ECCジュニアの目指す水準です。
英会話では、文法を周知しているからこそ重複を省いた表現がたくさん出てくるのです。
省略されているとわかるからこそ、誤解なく会話できるのです。
※学校で出された試験問題を見ていると、交わされた会話の前後を紹介せず、単文だけを抜粋して英訳させているものがあったりします。前後の文脈を理解したうえで初めてその意味になるのに、単語のようにポンと抜粋して問うている。その英文は単体では決してその意味にはなりません。ならないどころか正確ですらない。そんなものを暗記しても全く意味がない。
意味がないのに、覚えていないと解けないような出題なのです。おかしな話です。
これは、それこそ英会話の会話たる意味をまったく理解せずに出題しているからではないか、と疑問に思うのです。
会話とは、文脈をおさえたうえで刻々と変化していくものです。
実際の会話が文法どおりに運ばないのは、文法学習はあくまでも入り口にすぎないからです。
中学の英文法は、日常会話の基礎となるものです。
英語は、理解するだけで使えるような単純なものではありません。
英語は、口頭練習を重ねないとけっして話せるようにはなりません。
「聞く・話す・読む・書く」という4技能のバランスのとれたトレーニングが、かならず必要となってくるのです。
中学スーパー英語は、学校英語を十分に理解した上で、運用できるようになるまでのトータルな英語力を高めるべくして作成されています。
日常会話の土台をきずく単語・構文・表現の重要なエッセンスを、漏らすことなくマスターしていきましょう。
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英語を使いこなすには、「圧倒的な量」が必要――◆ちょっと読み物
(2022-02/27 updated )